近所の公園へ狂犬病の注射へ出かけた。
パピーの頃は病院なんて怖がらなかったのだが、
ちょっと前から不安になってきた。
あの日から"公園の先生"のことを怖がっている。
yamatoには先生の方を見せずに注射をしてもらおうとした。
と同時に後ろで声がした。
「yamatoくん大丈夫だよ♪」
天使の声だった。
注射器を持っていたのは、yamato...
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